アウディのラインアップの中で、通常のモデルは「A」「Q」、スポーツグレードとして「S」、そしてそのさらに上をいく「RS」シリーズがあります。さらにその上はR8ですね。
RSシリーズは、スペックだけでなくアウディのスポーツモデルの開発生産部門である100%出資子会社「quattro GmbH(クワトロ ゲー エムベーハー)」で作られる超プレミアムスポーツモデルとなっています。
そのレシピは、アウディからホワイトボディがクワトロ社に持ち込まれ、サスペンションやエンジンは独自に組み込まれるという手法を取ってのだそうです。
そのRSシリーズ、「Audi RS 5 Cabriolet」「Audi RS 6 Avant」「Audi RS 7 Sportback」を本日10月8日発表しました。
RS 6アバント、RS 7スポーツバック には、最高出力560PS、最大トルク700Nm を発するV8 4.0 TFSIツインターボエンジンを搭載。従来モデル比 100Kg の軽量化により、0-100km/h 加速はわずか3.9 秒(ちなみにアウディで最速のR8は3.6秒)。しかし、燃費はJC08 モードで10.4km/L(RS6の前モデルは5.9km/L!)となっています。これには気筒休止システムであるシリンダーオンデマンドシステムと、アイドルストップのほか、エネルギー回生システムなどが採用されています。
RS 5 カブリオレには、最高出力450PS、最大トルク430NmのV8 4.2 FSIエンジンを搭載します。上記に比べると控えめに見えますが、自然吸気ならではの加速感が魅力とのこと。
価格は以下のようにやはり究極に近いですね。
◆価格
RS 6 Avant 1520万円
RS 7 Sportback 1570万円
RS 5 Cabriolet 1387万円
(小林和久)