アルファ ロメオといえば、あのアルファレッドを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。最近でこそ赤以外のボディカラーもよく見かけるようになりましたが、それでも他ブランドより間違いなく赤の比率は高く、同じく赤といえばフェラーリ、スバルでいえばWRブルーなど、ブランド認知をボディカラーが担っている好例といえます。
今年3月に追加された「ジュリエッタ」の新グレード「ジュリエッタ・スポルティーバ(Giulietta Sportiva)」に、「ジュリエッタ・スポルティーバ・スペシャル・エディション(Giulietta Sportiva Special Edition)」が100台限定で登場し、9月26日から販売されています。
この限定車は、なんといってもアイスホワイトのボディカラーとレッドレザー内装というジュリエッタになかった組み合わせで、外装色はド派手ではないですが、中を開ければ情熱的な赤というさり気ない演出がたまりません。
外観的には「ジュリエッタ・スポルティーバ」と同様、サイドフェンダーの専用エンブレムやイタリア語で四つ葉のクローバを意味する「クアドリフォリオ ヴェルデ」が施されたアルミキックプレート、専用18インチアルミホイールなどを備え、さらに最上級グレードの「クアドリフォリオ ヴェルデ」にのみ用意されていたレザーシートを装備。しかも、赤を組み合わせているのがこの「ジュリエッタ・スポルティーバ・スペシャル・エディション」の魅力。
パワートレーンは、1.4Lのターボマルチエンジンに6速乾式デュアルクラッチオートマチックの「Alfa TCT」の組み合わせで、ハンドル位置は右。価格は「ジュリエッタ・スポルティーバ」と同装備、同価格の368万円です。
(塚田勝弘)