10日10日(木)の特別ピットウォークを皮切りにスタートするF1日本グランプリ。F1生観戦の楽しみといえばレース本番だけでなく、多彩なイベントを体感できることですよね。今年5月、F1復帰を高らかに宣言して多くの注目を集めたHondaも鈴鹿サーキットのF1レースウィークにブースを出展します。
今回のF1復帰発表でHondaのレースへの情熱が薄れていないことをファンは実感したはず。さらに駄目を押しとなるのが、鈴鹿サーキットのグランプリスクエア内特設会場に、往年の名マシンを展示することで改めてHondaのレースへのチャレンジスピリットを示すものです。
F1マシンの展示だけでなく、隣接するステージでは中嶋 悟氏、鈴木亜久里氏による「Honda F1トークショー」も開催予定ですからHondaファンのみならずF1ファン必見のイベントです。
F1マシンの展示期間は10月10日(木)〜13日(日)で、前述のとおり場所はグランプリスクエア内特設会場。
展示マシンは3台で、Honda RA272(1965年)は、1965年の最終戦メキシコGPでリッチー・ギンサーが優勝し、HondaにF1デビュー11戦で記念すべきF1初優勝をもたらしたマシンです。
McLaren Honda MP4/5B(1990年)は、ドライバーとコンストラクターのダブルタイトルを獲得したMP4/5を改良したマシン。アイルトン・セナが2度目のドライバーズチャンピオンに輝き、3年連続のコンストラクターズタイトルも獲得。
Honda RA106(2006年)は、39年ぶりのコンストラクターとして復活を果たしたHondaが送り出したマシンで、ハンガリーGPにおいて、ジェンソン・バトンがF1第3期初優勝を成し遂げています。
■鈴鹿サーキット「GPスクエアイベント」
http://www.suzukacircuit.jp/f1/f1week/gp.html#honda
(塚田勝弘)