docomoが自動車アフタービジネス研究会を設立 !

保険分野も手掛けるNTTドコモが「パイオニア」、「オートバックスセブン」などと共同で自動車のアフター市場で新たなビジネスを開拓することを目的に「次世代オートアフタービジネス研究会」を2013年9月19日(木)に共同で設立すると発表しました。

NTT_DOCOMO

 同研究会では、自動車の実走行距離やメンテナンス情報などの車両情報を収集・活用するための車載機器の開発や共通仕様の策定を進めて行く予定で、自動車トラブルに対する迅速なサポートや、メンテナンス案内など、カーライフの利便性を向上させるテレマティクスサービスの創出についても検討を行う模様。 

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近年は損保業界と自動車アフターサービスの関連性が強くなっており、東京海上日動火災やBSサミット事業協同組合についても同研究会に参加する予定と言います。 

こうした動きの背景には10月の自動車任意保険制度大幅変更に伴って損保各社が割安な「ダイレクト型自動車保険」の取扱いを強化する中、運転中のトラブル対応等に向けた車載通信システムの開発が進んでおり、NTTも今後の高速移動通信(LTE)等で関わりが広がりそうな保険分野でも繋がりを深めておく狙いが有るものと思われます。 

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 (Avanti Yasunori)  

この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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