ワゴンやミニバン、SUVのテイストを採り入れたクロスオーバーであるプジョー3008、今年2月に日本に上陸したばかりのプジョー5008もフェイスリフトモデルがフランクフルトモーターショーで披露されます。ともに欧州では2009年に投入されたモデルで、プジョー3008は世界で50万6000台、プジョー5008は23万7000台の実績を残しています。
とくに3008の成功は目標をはるかに超えるものだそうで、中国でとくに好調。欧州などに2012年に投入されたディーゼルハイブリッドも人気を集めています。
プジョー5008は、シトロエン・C4ピカソの兄弟車といえるモデル。C4ピカソが上級モデルに移行するので、全長4.5m、全幅1.8超の貴重なミニバン。コンセプトが近いライバルはフォルクスワーゲンのゴルフ・トゥーランでしょう。
今回は、プジョーの新しいデザインに統一されたフローティンググリル、ヘッドライトなどが採用され、インテリアにはレーザー彫刻を彷彿とさせるセンターコンソールなどのほかリヤビューカメラ、フルカラーヘッドアップディスプレイなどが新たに搭載されています。
(塚田勝弘)