山本晋也 
プチバン界のフェニックス（不死鳥）こと、トヨタ・シエンタが2013年9月にマイナーチェンジ。ついに2WDモデルにVSC（車両安定化装置）とTRC（トラクションコントロール）を標準装備するに至りました。
2003年デビューのシエンタ、全長4120mmというコンパクトなボディながら、両側スライドドアと3列シートというミニバンとしての利便性を実現したモデルです。エンジンは1.5リッターで駆動方式は2WDと4WDを用意。2WDはCVT、4WDは4ATの変速機との組み合わせになっています。
さらに、マイナーチェンジを機に最上級グレードとなる「DICE-G（ダイス ジー）」を追加しています。
最上級グレードらしく、助手席側にもパワースライドドア(リモコン付)を装備したほか、IR(赤外線)カットウインドシールドグリーンガラス(UVカット機能付・熱吸合わせ)、オートエアコン(外気温度表示機能付)、アームレスト(運転席・助手席)、本革巻きシフトノブ、ピアノブラック塗装のシフトレバーベゼルなど装備を充実させています。
メーカー希望小売価格は、2WDが1,625,000円～1,810,000円、4WDは1,763,500円～1,948,500円。助手席リフトアップや車椅子仕様などのウェルキャブ車も同様の変更を受けています。
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（山本晋也）
