左右に25個ものLEDを可変式ハイビームに採用した、フロントマスクが印象的な新型アウディA8がフォトデビューしました。このマトリックスLEDヘッドライトなるハイビームは、先行車や対向車を検知すると光量を自動的に調整するもの。
内容的には同ライトを軸にしたビッグマイナーチェンジといえるもので、新しいフロントグリルを中心にバンパーやエンジンフードなどを変えています。
ボディはノーマル仕様とストレッチ仕様の「L」を用意。エンジンは435psを誇る4.0L V8ツインターボのTFSI、310psの3.0LのTFSI、258psの3.0L TDIクリーンディーゼル、385psの4.2L TDIクリーンディーゼルをラインナップしています。
とくに、4.0TFSIは0-100km/h加速を4.5秒でこなす快足ぶりが自慢で、4気筒を休止する気筒休止システム「COD」を搭載するなどしてCO2排出量も低減されています。
また、A8 L W12 quattroには、500psに達する6.3Lを搭載し、こちらにも「COD」を採用。価格はドイツで74,500ユーロ(982万7700円)〜とアナウンスされています。
(塚田勝弘)