走れるミニバン、スバル「エクシーガ」に「Sパッケージ」登場

富士重工業は、スバルのミニバン「エクシーガ」をマイナーチェンジ。合わせてビルシュタイン製ダンパー&18 インチタイヤなどを備えた特別仕様車「2.5i EyeSight S Package」を設定しました。

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主な改良ポイントは、全グレードのインテリアにダークキャストメタリックの加飾パネルを採用したこと、またボディカラーに新色「バーニッシュドブロンズ・メタリック」を追加したこととなります。

駆動方式は全グレード「シンメトリカルAWD」を採用しています。エンジンは2.5リッター4気筒NAとリニアトロニック(チェーン式CVT)の組み合わせを中心に、2.0リッターターボ と5速ATも用意されているのは従来通り。

その2.5リッターNAは、グレード構成を大幅に見直しています。

特別仕様車として好評だった「2.5i spec.B EyeSight」を標準グレードとして展開。「2.5i EyeSight L Package」を新設定しました。いずれもアルカンターラ・レザーシートやキーレスアクセス&プッシュスタートを装備するなど快適性・機能性を高めています。

そして、特別仕様車「2.5i EyeSight S Package」は、「2.5i spec.B EyeSight」と共通のビルシュタイン製ダンパー&18 インチタイヤを採用。そこに、サテンメッキのドアミラーやハイラスター塗装の 18 インチアルミホイールなどの専用装備を加えています。インテリアでは、専用のアルカンターラ(シルバー)+レザーシートを採用しているのが特徴となっています。

また、ターボモデルにおいても新グレード「2.0GT EyeSight L Package」を設定。こちらもアルカンターラ地のシートを採用するなど、ラグジーな仕様となっています。

メーカー希望小売価格は、2.5リッターが2,415,000~2,782,500円。特別仕様車「2.5i EyeSight S Package」が2,782,500円。ターボ系は2,856,000~3,003,000円。

いずれもビルシュタインのサスペンションを持つ「2.5i spec.B EyeSight」と「2.5i EyeSight S Package」は同価格なのも、走りにこだわったミニバンに選択肢を増やそうという狙いが感じられます。  

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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