マクラーレンとタッグを組み、88年から4年連続でドライバーとコンストラクターのダブルタイトルを獲得し、とくに88年の16戦15勝という圧倒的な強さは周知のとおりです。セナとプロストという最強タッグと確執というF1には語り尽くせない逸話も思い出させます。
2015年からマクラーレンにエンジンを供給すると発表したホンダですが、イギリスはバッキンガム州ミルトンキーンズに欧州におけるF1拠点を構えることが発表されました。
同拠点は、M-TECの子会社であるMUGEN EUROの新社屋内に設置され、F1だけでなくWTCC(世界ツーリングカー選手権)などのモータースポーツの拠点としての役割を担うとのことです。
研究開発はもちろん、栃木の本田技術研究所で行われ、パワーユニットのリビルドやメンテナンス、サーキットサービスなどが同拠点で行われます。
四輪レース担当の新井康久氏は「英国でのF1の拠点が決定し、参戦に向けての具体的な準備に入りました。新たなホンダサウンドを響かせることができるように頑張ります」というコメントを発表。
マクラーレン・ホンダがスターティンググリッドにつき、トップチェッカーを受ける!?そんな勇姿がいまから待ち遠しいです!
(塚田勝弘)