超一級のスポーツカーでありながら、ターゲットとした911ターボを上回る実用性を備えているのが日産GT-Rの特徴であり魅力でもあるといえるでしょう。911ターボもいまや4WD化され、GT-Rもまた4WDですが、超高性能を安心して使えるスポーツカー、GTカーとして世界中で多くのファンを獲得しています。
今回発表されたGT-Rの「スペシャルエディション」は、特別塗装色のミッドナイトオパールに身を包み、一台一台匠の手により磨き込みがされているという塗装工程により、気品さえ漂わせる上質で美しい色彩を実現。見る角度や光の当たり具合によって色の見え方が変わるのも特徴です。
リヤにはLEDハイマウントストラップ付きドライカーボン製のリヤスポイラーが備わり、高級感とレーシーな雰囲気が一気に倍増。リヤビューを一段と精悍なものにしています。
バネ下重量を軽減するレイズ製の軽量・高剛性鍛造アルミホイールにハイパーチタンカラーコートを施すことで、足元からも上質さを強調。
ほかにも、オーナーの所有欲を満たしてくれるアルミ製モデルナンバープレートがエンジンルーム内に貼られ、不凍液の温度アップという特別仕様車でも珍しい特別装備も用意。安全装備も強化され、通常メーカーオプションのSRSカーテンエアバッグと運転席・助手席SRSサイドエアバッグシステムも備わります。
気になる日本での価格は大台超えの1050万円です。
■日産自動車「NISSAN GT-Rスペシャルエディション」
http://www.nissan.co.jp/GT-R/sp_edition.html
(塚田勝弘)