MINIにロンドンの高級ブランド街ボンドストリートにちなんだ設定が登場

鮮度を保つためか、増殖し続けるMINIシリーズ。デザイン・パッケージも数多く、こうしたデザイン・パッケージやアクセサリーなどを装着することで、隣のMINIとはひと味違った、自分だけのMINIに仕上げられることが多くのファンを獲得している理由のひとつといえるかもしれません。

mini_clubman01

「クラブドア」と呼ぶ右側のみ観音開きの左右非対称ドア、観音開きのリヤゲートをもつ「MINI CLUBMAN」の「Cooper Clubman」と「Cooper S Clubman」に加わったのは、ジュネーブモーターショーでも披露されたデザイン・パッケージの「ボンド・ストリート・パッケージ」。

mini_clubman02

ロンドンを訪れたことのある人なら知っていると思いますが、ボンド・ストリートは、MINIの生まれ故郷である英国はロンドンの、中心部ウエストミンスターにある街路で、ロンドン有数の高級ブランドがひしめくショッピング街であり、観光地でもあります。

mini_clubman03mini_clubman04

ボンド・ストリート・パッケージは、名称のとおり多くの専用パーツを装着することでその世界観を堪能できるという、少々マニアックな仕様になっています。

mini_clubman05mini_clubman06シックな印象のミッドナイト・ブラックの外装色をはじめ、レザー・ラウンジ・ディープシャンパン、クロームライン・インテリア、クール・シャンパンボンネット・ストライプ、インテリア・サーフェス・ディープ・シャンパン、レザー仕上げダッシュボードなどのほかに、レインセンサーという実用装備も用意しています。

また、「Cooper S Clubman」に標準のホワイトターン・シグナルライトがこのパッケージで「Cooper Clubman」にも装備されます。

価格はクーパー クラブマン用が35万円、クーパーSクラブマン用が28万円。BMW傘下になっても英国オックスフォード工場で生産されるMINI。まだまだ快走が続きそうです。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる