フォルクスワーゲンUSAは、6月9日にスタートした、パサートTDI(ディーゼル)による全米一周のエコランチャレンジが6月24日にゴールしたことを発表しました。
全行程8122マイル(約1.3万km)を走行したパサートTDIが使った燃料は104.94ガロン(約397L)、ギネスレコードとなる77.99mpg(約33.15km/L)を達成しています。以前のレコードが67.9mpgだったといいますから、大幅に記録更新となりました。
また、このパサートTDI・6MTのカタログ燃費は、シティモードで31mpg、ハイウェイモードで43mpgといいますから、カタログ値を大きく上回る実燃費を達成したというわけです。
この記録には、ドイツのコンチネンタル社によるエコタイヤ「ピュア コンタクト」も大きく貢献しているといいます。
なお、このワールドレコードを生んだエコドライビングのコツは、制限速度以下で経済速度を維持すること、タイミングを外した加速などで赤信号に引っかからないようにすることだそうです。こうしたノウハウはアメリカに限らず、日本でもエコドライブにつながるといえそうです。
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(山本晋也)