たった2年で25万台も北米で生産された“ドイツ車”VWパサートって?【動画】

2011年4月より北米で生産されているフォルクスワーゲンのミッドサイズ・セダン「パサート」が、わずか2年で総生産25万台に達したことが明らかとなりました。

250kPassat

テネシー州チャタヌーガの工場からラインオフした25万台目の個体は、ナイトブルーのボディカラーにブラックレザーのインテリア、クリーンディーゼルを搭載したモデル。カーナビやサンルーフ、18インチホイールに、話題のフェンダープレミアムオーディオも装備された豪華仕様だった模様です。

なお、この工場で生産が始まったのは2011年4月18日。2012年5月には累計10万台を、そして2013年5月には25万台の生産に達した点からも北米ではこのセグメント、そしてパサートへの支持が高いことが見て取れます。

2011年のスーパーボウルにおけるテレビコマーシャルで話題をあつめたパサートですが、その後のコマーシャルを見てもわかるように、北米では知的なファミリーカーとしてイメージを高めているようです。 

ちなみに、2011年のスーパーボウルで話題となったのは、このダース・ベイダーボーイが登場するコマーシャル。

ちょっとコミカルな親子のキャッチボールとパサートというシーンを描いているのが2013年モデルのコマーシャルです。

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
続きを見る
閉じる