ナンバー付きのLFAオープンと豊田章男社長が早朝の代官山に参上した理由は? 

みなさんレクサスLFAはご存知ですよね。レクサスがコスト度外視で作ったスーパーカーで、生産は職人が手間隙かけたハンドメイド。世界限定500台(そのうち日本には200台が割り当てられたとか)は受け付け開始とともに予約が殺到し、ボクもオーダーしかけたのですが抽選に外れてしまい買えませんでした。

 

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マニアックな人は、そんなレクサスLFAにオープンモデルが存在することもご存知でしょう。とはいえ、LFAのオープンモデルは数回ほどショーに展示されただけで市販化に至らず、幻の存在です。

そんなLFAのオープンモデルが、普通の駐車場に止めてある……。

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しかも、ナンバープレートが付いた状態で。市販もしてないのにナンバーを取得しているとは!?
この写真は、「極楽輸入車生活」というブログの6月9日付けエントリーに掲載されているもの。それにしても、ショーのステージではなく普通の駐車場にあまりにも当たり前のように止めてあることにビックリです。

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 この日は、オ-プンモデルのほかにも4台のLFAが集結していた模様。手前の黄色いのはニュルパッケージですし、その奥にあるマットブラックのLFAは知る人ぞ知るいつものやつですね。1台あたり3750万円以上なので、4台あわせて……なんて野暮な話はやめときましょう。

場所は早朝の代官山。一体ここで、なにがおこなわれていたのか?

実は「モーニングクルーズ」というクルマ好きが集まって親睦を深めるイベントがおこなわれたのでした。そして、モリゾウさんことトヨタ自動車の豊田章男社長も参加していたのだとか。日曜の早朝からクルマ好きの集まる場所に出かけるとは、さすがカーガイ社長。次回は、ヴィッツか86のラリー仕様あたりで出かけてみてはいかがでしょう?

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■極楽輸入車生活
http://blogs.yahoo.co.jp/nakamae_masayuki

(工藤貴宏)

この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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