【動画】スペインのエンジニアリング会社が作る2つの驚愕EV【人とくるまのテクノロジー展】

「人とくるまのテクノロジー展2013」では、数多くのEVが展示されていましたが、スペインのブースで目を惹いたのがIDIADA(イディアダ)の「ishare」という2人乗りのEV。

ishare

IDIADAはスペインのエンジニアリング会社で、自動車メーカーを主な顧客としてデザイン、エンジニアリング、実験、認証取得まで開発をサポートしているそうです。スペインだけでなく、日本も含めて20か国に及ぶインターナショナルなネットワークを構築しているグローバル企業でもあります。

ishare_03 ishare_02

2人乗りのコンセプトカー「ishare」は、このシティコミューターを実際に販売したり、カーシェア用として展開したりするのではなく、同社がこうしたクルマを作れる技術を有していることをアピールするのが主な狙いだそうですが、それほど遠くない未来にこうしたEVが欧州など世界の都市部で走り回っていても不思議ではないかもしれません。

バッテリーはフィンランドの「ヨーロピアン バッテリーズ」社製で、15kW/140Nmを発生する1モーターを搭載し、サイズは全長2000×全幅1400×全高1585mm、ホイールベースは1340mmで、最高速は80km/h、航続距離は95kmです。

今回は展示されず動画のみしたが、ピークパワー800kW、最高速300km/hを超えるスポーツカーモデルも製作しています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる