メルセデス・ベンツ日本は、新型メルセデス・ベンツ「Eクラス(セダン/ステーションワゴン)」を本日5月14日より発売すると発表しました。
Eクラスは、メルセデス・ベンツの中でも中核となるモデルで、1947年より発売される世界のプレミアムセダンのスタンダードとして、累計1200万台も生産されています。
販売台数としては主力となると予想されるE250に搭載される直列4気筒2リッターエンジンは、成層燃焼リーンバーンとターボチャージャー、排ガス再循環装置(EGR)を世界初に組み合わせ、211ps/155kWと従来比+7ps/+5kWを実現しながらJc08モード燃費は15.5km/Lと従来より23%も向上しています。
3.5リッターV6エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドモデル「E400 HYBRID アバンギャルド」では15.2km/Lとなっています。
もちろん、メルセデス・ベンツらしく安全装備にも抜かりはなく、次期Sクラスに搭載予定とされる様々なデバイスを採用しています。
短距離/中長距離ミリ波レーダーやステレオカメラ、後方のレーダーも用い、前方の危険の警告や緊急ブレーキ、後方からの追突に備えた自車をロックさせ二次被害を軽減させるなど最新の装備が施されます。
また、追従型のクルーズコントロールではステアリング操作もアシストし、半分以上自動運転に近付いたかも知れません。
そんな最新鋭の安全装置の働きがひと目でわかる映像がこちらです。
AMGモデルでは「E63 AMG S 4MATIC」などラインアップし、ハイパフォーマンスセダン/ステーションワゴンとしても世界のトップリーダーとなっています。
価格は、E250(セダン)の595万円から、E63 AMG S 4MATIC ステーションワゴンの1817万円までと非常に幅広いラインアップです。
従来モデルから比べ価格は据え置きとのことですが、エントリーモデルであるE250には最新鋭の安全デバイスであるレーダーセーフティパッケージは19万円のオプション設定となっています。
顔つきも最新のメルセデスらしいSクラスの顔に変化し、これからもプレミアセダンのスタンダーとして目標とされることでしょう。
(小林和久)