4月29日に行われたスーパーGT第2戦 富士500kmレースでピットウォークを取材中に、DIJONレーシングのピットでちょっと変わったバイクを発見しました。
某誌で遊びの天才所ジョージさんと世界の北野武さんが作っていた、あのバイクです。
ナンバーをつけて走れる状態になっているので、96号車のDIJONコルベットのドライバー井上恵一選手に話しを聞いてみると「これ、市販を始めたんですよ」とのこと。うわぁ、ちょっと気になるなぁ。
ということで、早速このバイクを取材してきました。
このバイク、正式名称はSnake Motors K16。赤いバージョンはKITANO REPLICA K-16 FIRST EDITIONで初期ロットの限定生産車。フレームまで赤で統一したクラシカルレーサーな雰囲気が特徴です。排気量は50cc。
白いバージョンはK-16 TOKORO-VER。所ジョージさんのコンセプトモデルでアップハンドルのツアラー仕様が特徴。こちらは50ccと125ccが選べます。
このK16、最大の特徴はなんといってもすっきりしたエンジン周り。バッテリーレスでキャブレターはファンネル装着。本当に必要なものしか付いていません。
しかし、公道走行のために必要な保安部品は全てついています。それにしてもウインカーの取り付け位置は秀逸ですね。
また、このキャブトンマフラーが、ポンッポンッポンッとカワイイながらもいい音を出すのです。下の動画ではそのカワイイ音をお楽しみいただけます。
その他、見どころ満載のこのK16。詳細撮影は下の画像ギャラリーでご覧下さい。
撮影協力:パワーステーション
http://www.powerstation1996.com/2013/03/snake-motors-k-16.html
(文・写真:北森涼介)