「テラ モーターズ」三輪EVのプロトタイプを公開、日本発のベンチャー企業が世界に挑む!

日本の自動車メーカーは円安により息を吹き返していますが、日本の電機業界などは苦戦が続いています。日本には急成長ベンチャーがゼロで、景気回復の芽は出ているようですが、サムソンやGoogleのような新興巨大企業が少ないのは確かでしょう。日本の閉塞感をぶち破るべく、オートバイなど小型EVからスタートしたのが日本発のベンチャー企業であるTERRA MOTORS(テラモーターズ)です。

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出資者(社)は代表取締役の徳重 徹氏をはじめ、福武 總一郎氏(ベネッセ取締役会長)、出井伸之(ソニー元会長)、山元賢治氏(Apple Japan元代表取締役)などそうそうたるメンバー。

今回発表された電動三輪プロトタイプは、新興国がターゲット。中国のPM2.5が問題になっていますが、インドや東南アジア各国でもモータリゼーションの本格到来で環境汚染が深刻になっていて、さらに、2001年と2012年のガソリン価格を比較すると日本は約1.5倍にとどまっていますが、インドでは約2.5倍にも上昇しているとのこと。

こうなると、EVの需要は高まるのは確かで、三輪タクシーの「トライシクル」が普及しているフィリピンでは、三輪タクシーのEV化を促進しており、公共入札で2016年までに10万台を新たに導入するそうです。

その仕様は、ドライバーを含む6人乗り、48V/60Aリチウム電池、7kWモーター、実用登坂力12度、走行距離50km、充電時間6時間。

写真を見ると、温暖なフィリピンならではの三輪EVという気もしますが、スリランカやインド、バングラデシュなどの新興国で年を追うごとに倍近い伸びを示しています。EVバイクや三輪、四輪EVの世界での需要は着実に高まるはずで、日本のベンチャー企業、テラモーターズの躍進に期待したくなります。

■TERRA MOTORS
http://www.terra-motors.com/jp/

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(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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