新型ポルシェパナメーラは994万円からターボ エグゼクティブの2415万円まで!

新型パナメーラは、大型化されたエアインテークがより攻撃的に、より後方に傾斜したウインドウスクリーンにより前後にストレッチされた印象を与えます。また、新しいLEDヘッドライトなどのオプションも用意されています。

Panamera Turbo Executive Panamera Turbo Executive

パナメーラの後席は4ドアサルーンでありながらポルシェらしく、後席のフルバケットシートでタイトな心地よさを味わえます。足元空間もとくに不足を感じませんでしたが、世のVIPには違うのでしょうか。

そこで新型パナメーラには、パナメーラ ターボ エグゼクティブとパナメーラ4Sエグゼクティブが新設定されています。ホイールベースを150mm延ばしてリヤシートのフットスペースを拡大し、ロングホイールベース化により乗り心地も一段と高められているとのこと。余裕でゆったりと足を組める広さを手に入れたことで、VIPやセレブに狭いとは言わせないはずです。

また、エグゼクティブ仕様にはエアサスペンションを組み合わせることで、より快適な走行性を実現しているのは容易に想像できます。

エンジンは3.0LのV6ツインターボで、従来のV8エンジンからダウンサイジングしながら最高出力は20psアップの420ps、最大トルクは520Nmと、20Nm増強されています。もちろん燃費もアップし、V8よりも18%向上しているのもニュースです。

Panamera 4S Panamera Turbo Executive - Innenraum

ガソリン仕様には7速PDKを、プラグインハイブリッドには8速PDKが組み合わされ、コースティングから停止するまでの間、アイドリングストップ機構が早めに作動してエンジンをストップします。

価格は994万円のパナメーラをボトムに、ターボ エグゼクティブは2415万円。なお、ターボSとターボSエグゼクティブのデリバリーは2014年中とアナウンスされています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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