4月8日は「タイヤの日」ですが、安心してドライブするにはタイヤが重要なのは言うまでもありません。一般社団法人日本自動車タイヤ協会が、20代~50代のドライバー男女400名を対象に実施した「ゴールデンウィークのドライブについての意識調査」は非常に興味深い結果を示しています。
ゴールデンウィークのレジャーといえば、やはり旅行は人気ですが、マイカーを所有している層にとっては「お金のあまりかからない」楽しみ方として、近場のドライブ旅行を考えている人が多いそうです。その平均的な予算は20,868円と前年同様もしくは減るといった解答が多くなっています。
そうした堅実傾向のユーザーに支持されているドライブ旅行派ですが、事前準備もしっかりした傾向が強くなっています。準備項目のトップは、もちろん行き先の確認。なお目的地の決定権はカップルや夫婦・家族においては女性にあるケースが多いようです。
事前準備の二番目となっているのは「お菓子・おやつを買う」ですが、これはゴールデンウィークの渋滞対策という意味合いが強いよう。渋滞中は音楽を聞いたり、車内で会話をしたりして楽しむことが多いということですが、その空間を楽しく過ごすには「食べる」ことも欠かせないというわけです。
こうした準備への意識が高いドライブ旅行派は、愛車のメンテナンスにも抜かりはありません。約半数がドライブ前にメンテナンスを行う予定で、行わないと解答したのは2割弱となっています。
どのようなメンテナンスを考えているかという質問への解答では、1位が「タイヤの空気圧点検」(57.3%)となっています。細かく調査すると、タイヤの空気圧が最適でないと様々な弊害が出ることについては6割程度のドライバーが認知しているようですが、4割が具体的な弊害を知らないと回答しました。
さらに、タイヤ空気圧の点検頻度についての調査では、適正といわれる月1回以上のペースで空気圧をチェックしているユーザーは全体の4割程度。残りの約6割は空気圧の点検頻度が適正よりも足りていないという調査結果が出ています。
まもなく「タイヤの日」ですが、こうした機会をきっかけに、適正なタイヤの空気圧をキープできるよう、日常的な点検をするよう心がけていきたいものです。
あなたは、愛車のタイヤ空気圧、いつチェックしたか覚えていますか?
(山本晋也)