フォルクスワーゲン「ザ・ビートル・カブリオレ」日本で発売、375万円

LAオートショーで発表されましたフォルクスワーゴン「ザ・ビートル」のオープンモデル「ザ・ビートル・カブリオレ」として日本で発売されました。375万円です。

VWザビートルカブリオレ2

ビートルには伝統的にオープンモデルが存在し、1949年からの初代ビートル、2003年からの2台目、そして3代目となるのが今回のザ・ビートル・カブリオレです。

フルオート電動ソフトトップは、開くのに9.5秒、閉じるに11秒でスイッチひとつで操作完了します。さらにそれは時速50km/h 以下であれば走行中でも、動作します。突然の雨にも安心ですね。

パワーユニットには現在のフォルクスワーゲンらしく、7速DSGトランスミッションに、1.2リッターTSI(ターボ)エンジンが組み合わされます。燃費はJC08モードで17.6km/Lで、エコカー減税は自動車取得税、自動車重量税75%減税となっています。

車体の傾斜角度が一定の範囲を超えると、リヤシートヘッドレストの背後に内蔵された2本のロールオーバーバー(ロールオーバープロテクションシステム)が瞬時に飛び出して、万が一の転倒に備えて乗員を守ってくれます。

グレードは1グレード、ボディカラーは5色、インテリアカラーはブラックまたはベージュの2色となっています。

2013年、フォルクスワーゲンは日本に初導入された1953年以来60周年となる記念の年だそうです。

車両の仕様 /FF、7速DSG、2ドア、右ハンドル

車両型式/ DBA-16CBZK

エンジン/直列4気筒SOHCインタークーラー付ターボ(2バルブ)

1,197cc

77kW(105PS)/5,000rpm

175Nm(17.8kgm)/1,500-4,100rpm

全長 x 全幅 x 全高 (mm)

4,270 x 1,815 x 1,485

燃料消費率 (JC08 モード)17.6km/ℓ

平成27年度燃費基準+10%達成 平成17年排出ガス基準75%低減レベル取得

エコカー減税 自動車取得税、自動車重量税75%減税

標準装備品

– フルオート電動ソフトトップ

– ロールオーバープロテクションシステム

– リヤスポイラー

– フォルクスワーゲン純正ナビゲーションシステム“712SDCW”DSRC(ITS スポットシステム)車載器(ETC機能付き)

– ESP(エレクトロニックスタビリゼーションプログラム)

– DSR(ドライバーステアリングリコメンデーション)

– ABS(アンチロックブレーキングシステム)

– フロントエアバッグ(運転席/助手席)

– 頭部保護機能付きサイドエアバッグ(運転席/助手席)

– むち打ち軽減ヘッドレスト(運転席/助手席)

– 全席3点式シートベルト(運転席/助手席高さ調整式)

– バイキセノンヘッドライト(オートハイトコントロール機能付)

– スタティックコーナリングライト

– Design専用インテリア

(ボディ同色インストゥルメンタルパネル、ステアリングホイールトリム、ドアトリム)

– クルーズコントロール

– 2 ゾーンフルオートエアコンディショナー

– 高さ調整付きレザースポーツシート(運転席/助手席)

– シートヒーター(運転席/助手席)

– レザー3本スポークステアリングホイール

– レザーハンドブレーキグリップ/レザーシフトノブ

– 215/60R 16 タイヤ/6.5Jx16 アルミホイール(10 スポーク)”Whirl”

その他 Volkswagen Professional Care(標準付帯)

全国希望小売価格 (税込) 3,750,000円

http://www.volkswagen.co.jp/index.html

(小林和久)

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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