2013年2月、軽自動車販売ランキング、トップはホンダN BOX

全国軽自動車協会連合会により、2013年2月の軽乗用四輪車・通称名別販売台数ランキングが発表されました。もはや不動のトップといえるホンダN BOXの座は揺るがず、ムーヴ、ワゴンRと続くトップ3の顔ぶれも先月同様です。

 ■2013年1月 軽乗用四輪車 販売台数ランキング ()内は前月比

1位 ホンダ  N BOX 22353台 (108.8%)
2位 ダイハツ ムーヴ 20206台 (133.2%)
3位 スズキ ワゴンR 17033台 (121.5%)
4位 ダイハツ  ミラ 13870台 (138.1%)
5位 ダイハツ タント 13403台 (122.2%)
6位 ホンダ  N-ONE 10981台 (107.7%)
7位 スズキ アルト 9927台 (116.9%)
8位 日産  モコ 7517台 (130.0%)
9位 スズキ パレット 6183台 (112.8%)
10位 日産 ル-クス 4963台 (121.1%)

全体として前月比で伸びていますが、とくにミラは大幅に台数を増やし、ランキングも前月の6位から4位へとジャンプアップしています。マイナーチェンジにより燃費性能を向上させたムーヴとの同ブランド内での食い合いも心配されましたが、それぞれ異なるユーザー層にしっかりとアピールできているようです。

前月の2万台越えはトップのN BOXだけでしたが、2月は2位のムーヴも2万台を超え、軽自動車が元気なことを示しています。N-ONEにしてもランキング順位は下げていますが、台数は前月より増えていますから順調なセールスは続いているといえそうです。

また、後継モデル「スペーシア」が3月15日から発売されるために、モデル末期となっているパレットと、そのOEM車ルークスが堅調に売れているのは、軽自動車マーケットのユニークさを示しているかもしれません。

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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