日産ラフェスタがマイナーチェンジでSKYACTIV技術を採用!

日産自動車が2013年2月14日、2.0Lクラスのミニバン「ラフェスタ ハイウェイスター」をマイナーチェンジして3月1日に発売すると発表しました。

 

同車はMAZDA「プレマシー」のOEMモデルですが、注目すべきは「プレマシー」がマイナーチェンジで「SKYACTIV」技術を採用したことにより、MAZDAの「ウリ」の技術が初めて社外供給された点。

日産は今回のマイナーチェンジで「エンジンとトランスミッションを刷新することで環境性能と走行性能を向上させ、ラフェスタ ハイウェイスターの魅力をさらに高めた」としています。

高効率直噴ガソリンエンジンと新世代高効率6速オートマチックトランスミッションの採用、及びアイドリングストップ機能の向上により、2.0Lクラスの7人乗りミニバンとしてNo.1となる16.2km/Lの低燃費を実現、自動車取得税と自動車重量税が75%減税に適合。

 

グレードによって差は有りますが、マイナーチェンジで12%~19%の燃費向上が図られたことになります。ちなみに今回、新エンジン、ミッションを搭載したモデルはハイウェイスター Jパッケージを除く2WD車となっています。

新型「ラフェスタ ハイウェイスター」のバリエーションと価格は以下。( )内は現行モデル

ハイウェイスター Jパッケージ   199万1850円(同)
ハイウェイスター※          214万5150円(211万4700円)
ハイウェイスターG※         223万8600円(229万8450円)
ハイウェイスターG スプレモ※    249万9000円(239万9250円)
ハイウェイスター(4WD)      228万9000円(同)
ハイウェイスターG(4WD)     251万3700円(248万3250円)
(※新エンジン/ミッション搭載モデル) 

今回の「ラフェスタ ハイウェイスター」のマイナーチェンジは企業間を越えた燃費向上技術の共有という点で大いに意義の有る改良と言えそうです。 

■日産ラフェスタWebサイト
http://www2.nissan.co.jp/LAFESTA/

Avanti Yasunori) 

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この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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