「ゴルフ・トゥーランTSIハイライン」に駐車支援システムを追加搭載

いまや軽自動車にも搭載されている駐車支援システムは、スマホと連携する自動運転・自動駐車まで視野に入っています。安全確保やインフラ整備などが進めば、数年後には実用化されるかもしれません。

こちらはシャランに搭載されている「パークアシスト」のイラストですが、機能は同じです。

今回、「ゴルフ・トゥーランTSIハイライン」が一部改良を受け、フォルクスワーゲンのコンパクトミニバンとしては初となる駐車支援システム「Park Assist」を搭載されました。さらに、従来からリヤに装備されていた「パークディスタンスコントロール」をフロントにも追加しています。

前者は、兄貴分のシャランですでに搭載されていた運転支援装備で、駐車したい場所へステアリング操作を自動化。後者は、障害物などが近づくと警報音が知らせてくれる装備で、フロントにも装備されたことで取り回し時のサポートが強化されたわけです。

ほかにもアルミホイールのデザイン変更、純正ナビの「712SDCW」を搭載。VW純正ナビの「712SDCW」はクラリオン製で、SDメモリーカードを介しての地図更新が最初の2年間無料で行えるだけでなく、タクシーのプローブ情報を使ったオンライン交通情報検索やDSRC車載器によるITSスポット情報の入手などが可能。さらに、iPhone連携なども享受できます。

写真はパサート用です。

車両価格は24万円アップの363万円で、「ゴルフ・トゥーランTSIコンフォートライン」と「クロストゥーラン」は従来どおりの仕様、価格設定になっています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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