アウディのハイブリッドといえば、A8は2010年のジュネーブで、Q5は2011年の東京モーターショーでも披露されました。すでに市販化されているA6ハイブリッドに続き、A8とQ5のハイブリッドモデルが加わることで日本市場でのハイブリッドシリーズは完成したとのこと。
アウディのSUVでは唯一のハイブリッドになるQ5ですが、クワトロ(フルタイム4WD)との組み合わせも唯一になります。エンジンは2.0TFSIで、昨年マイナーチェンジを果たしたものと同じです。
このマイチェン後のQ5にも試乗しましたが、211psの最高出力は十分以上で痛快な走りが堪能できます。これにリチウムイオン電池を搭載し、40kW(54ps)/210Nmの電気モーターを組み合わせるわけですから、おそらくスポーツカー顔負けの走りっぷりを披露するはず。
モーター走行のEVモードも用意され、最高速は100km/h、60km/hの定速で最大3km航続できるとのこと。気になる燃費は、JC08モードで12.7km/L、価格は715万円です。
(塚田勝弘)