マツダがスライドドア・ミニバンの「プレマシー」をマイナーチェンジ。高効率直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」と高効率6速オートマチックトランスミッション「SKYACTIV-DRIVE」という「SKYACTIV技術」を2WD車の主力グレードに搭載しました。
このパワートレイン系へのSKYACTIV技術搭載により、ガソリンエンジンの「2.0リッター級ミニバンとしては最優秀となる16.2km/LのJC08モード燃費を実現しています。また省燃費性能を考慮した新開発15インチタイヤも採用しているということです。
新設定された最上級グレード「20S-SKYACTIV Lパッケージ」には、ハーフレザーシートやピアノブラックのセンターパネル、高輝度塗装を施した17インチアルミホイールなどを装備しているのが特徴です。
また、「SKYACTIV」搭載グレードには、TFTカラー液晶を採用した「SKYACTIV」専用メーターを設定することで、従来車との差別化をはかっています。そのほか、「SKYACTIV」搭載グレードおよび4WD車には電動スライドドアを標準装備しているということです。
メーカー希望小売価格はSKYACTIV搭載グレードが1,953,000円〜2,352,000円。従来からの直噴エンジンを搭載したベーシックグレードが1,799,000円、4WDが2,100,000円〜2,352,000円。SKYACTIV搭載グレードはエコカー減税対象となっています。なおボディカラーは、「ラディアントエボニーマイカ」など既存の5色に加え、新たに「ジールレッドマイカ」、「ジェットブラックマイカ」、「メテオグレーマイカ」の3色を採用してるということです。
また、日産へのSKYACTIV技術供与も噂されていましたが、プレマシーをベースとした「ラフェスタハイウェイスター」をOEM供給している関係を考えると、いよいよ現実味を帯びてきたといえそうです。
(山本晋也)