1月4日にオーストラリアのキャンベラで行われたイベントで、あるギネス世界記録への挑戦が行われた様子です。私はオーストラリアのクルマ好き事情はよく知らないのですが、このノリを見るとアメリカに近いのかもしれません。
この試み、69台のクルマがいっせいにあることをやったというものです。さて、なんでしょうか? このために空撮まで行っています。こんな多くの台数で一斉にやることの意味はないと思うんですが、それでも69台ものクルマがやると圧巻! 映像もキレイなので迫力満点です。さて、なにをやったのでしょうか?
答えは、バーンアウトでした。
バーンアウトを知らなという、よい子のクルマ好きのかたのために解説しますと、停止したまま駆動輪(通常はFR車の後輪)を空転させる行為です。
ドラッグレースのスタートの前に、タイヤを温めてグリップを高めるためによく行われます。またタイヤスモークが激しく出ることから、パフォーマンスとしてもよく行われますね。ドラッグマシンなどでは、フロントブレーキだけをかけっぱなしにすることができる「ラインロック」という装置を装備していることも多いです。
また、ブレーキペダルを踏んだまま、アクセルを踏み込んでクラッチを唐突につなぐと、できることもあります。試してみるなら、自己責任で、ひとに迷惑のかからない安全な場所でお願いしますね。
(まめ蔵)