PAL-V ONE(パル・ヴィー・ワン)という名称だというこの乗り物。一見フルカバーされたトライクのようにも見えます。じっさい、地上ではスポーツカーのように軽快に走ることができるそうです。
ところがこのスポーツカー(?)、数分でローターを広げ、そしてテールを伸ばすことができるのです。そうすると、見た目はさながらヘリコプターのようになります。まぁ、ヘリコプターとはちがって、プロペラで前進し、それによって受ける風でローターを回して揚力を発生させるというジャイロコプターだそうです。
PAL-Vというオランダのメーカーが、この乗り物のプロトタイプの飛行に成功したそうですが、単に「飛べるクルマを作った」というだけでなく、「国際的なクルマと飛行機の規則にも適合できるもの」が可能だそうです。今後はいよいよ商業用モデルの開発にとりかかり、2014年に発売するのが目標だとか。うーん、乗ってみたいような、乗ってみたくないような……。
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(まめ蔵)