トヨタ自動車は12月25日にデビューした14代目クラウンが、発売3週間後の1月15日時点で受注台数1万9000台に達したと発表しました。
月販目標(4000台)に対して、約7倍近く受注(1ヶ月換算)した計算に。これは愛知県豊田市の元町工場で17日に行われた新型クラウン ラインオフ式の式典後に同社が報道陣に向けて明らかにしたもの。
先代クラウンが発売された2008年初頭からモデル末期の2012年末まで約5年間の平均月販台数が約3500台だったことを考えると、新型では平均500台/月程度の販売増を期待している事が判ります。
現状ではやはりHVモデルが半数以上を占めているようで、エンジンのダウンサイジングによるコンパクトカー並の燃費(JC08モード 23.2km/L)や販売価格の大幅引き下げが功を奏している模様。
発売直後は大胆に変貌したフロントマスクに戸惑いを覚えた顧客も多かったようですが、実車を見たり乗ったりするうちにクラウンらしい質感に納得するケースが多いと言います。
豊田章男社長は元町工場で「新型クラウンで日本のものづくりの底力を示して行こう ! グローバルトヨタの生産活動を支えるマザー工場としてクラウンと共に進化を遂げてほしい」と現場を激励。また、式典後の会見では「14代も続いて歴史を語れる車は他にない」と強調。
「Re BORN」した新型クラウンへの期待がかかります。
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https://clicccar.com/2012/12/28/208237/
■新型クラウン ロイヤルシリーズ公式HP
http://toyota.jp/crownroyal/index.html?ptopid=men
■新型クラウン アスリートシリーズ公式HP
http://toyota.jp/crownathlete/index.html
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