前モデルに引き続き、東京オートサロンの会場で発表されたケンウッドの新世代“彩速ナビ”。ネーミングのとおり「美しさと速さ」を備えたナビで、そのコンセプトは昨年モデルでもユーザーの支持を得ていたようです。
そこで、新モデルは従来からのふたつの強みを磨き上げたうえで、スマホ感覚のインターフェイスの採用と多彩なメディアとの親和性を強化しています。
画像の美しさは、光沢パネルを採用した「プレミアム・ファインビュー・モニター」が担っています。コントラストの高い色彩や透過率の高さは、確かにひと目で美しさが実感できるもので、細かい文字や建物の描写も高精細そのもの。
ユニークなのがいわゆるトップ画面としてのメニュー画面を廃し、AVと地図、ウィジェットを表示する「HOME」画面の採用で、一画面でナビ/AVの欲しい機能を表示。少し慣れも必要な印象ですが、すぐに使いこなせばナビもAVも自在に操れるはず。
スクロールなどのレスポンスも従来型ですでに業界トップクラスでしたが、これにフリックやピンチ、ドラッグなどのスマホ感覚の操作が可能になったことで、より直感的な操作ができるようになり、もちろんストレスフリーの圧倒的な速度も驚愕レベルにあります。
次回の【その2】では、新開発アプリケーションの搭載などを報告します。
■ケンウッドカーナビゲーション商品情報
http://www2.jvckenwood.com/products/carnavi/
(塚田勝弘)