速さは驚愕レベル! スマホ感覚でサクサク動くケンウッドの最新ナビ【その1】

前モデルに引き続き、東京オートサロンの会場で発表されたケンウッドの新世代“彩速ナビ”。ネーミングのとおり「美しさと速さ」を備えたナビで、そのコンセプトは昨年モデルでもユーザーの支持を得ていたようです。 

写真は最上級の「MDV-Z700」で、エントリーモデルの「MDV-X500」、多彩なメディアに対応する「MDV-R700」の3モデルを用意。オープン価格ですが、「Z700」が13万円前後、「X500」が11万円前後、そして「R700」が12万円前後です

そこで、新モデルは従来からのふたつの強みを磨き上げたうえで、スマホ感覚のインターフェイスの採用と多彩なメディアとの親和性を強化しています。

画像の美しさは、光沢パネルを採用した「プレミアム・ファインビュー・モニター」が担っています。コントラストの高い色彩や透過率の高さは、確かにひと目で美しさが実感できるもので、細かい文字や建物の描写も高精細そのもの。

こちらはエントリーモデルの「MDV-X500」。地デジチューナーもより広域で受信できるタイプに進化しています

ユニークなのがいわゆるトップ画面としてのメニュー画面を廃し、AVと地図、ウィジェットを表示する「HOME」画面の採用で、一画面でナビ/AVの欲しい機能を表示。少し慣れも必要な印象ですが、すぐに使いこなせばナビもAVも自在に操れるはず。

スクロールなどのレスポンスも従来型ですでに業界トップクラスでしたが、これにフリックやピンチ、ドラッグなどのスマホ感覚の操作が可能になったことで、より直感的な操作ができるようになり、もちろんストレスフリーの圧倒的な速度も驚愕レベルにあります。

次回の【その2】では、新開発アプリケーションの搭載などを報告します。

 ■ケンウッドカーナビゲーション商品情報
http://www2.jvckenwood.com/products/carnavi/ 

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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