トヨタがGM、VWを抑えて2012年度世界新車販売で首位奪還 !

トヨタが世界販売で首位奪還確定 ! 生産1000万台超えなるか?」でも触れましたが、欧米勢を含めた2012年度の世界自動車販売ランキング上位3社が確定しました。

新聞報道によると中国市場の好調や米国での生産再開で「前年比11.2%増」となったVWが「907万台」で3位、欧州では低迷するも中国や北米で販売を伸ばしたGMが「前年比2.9%増」の「929万台」で2位、そして震災影響の反動や北米市場の好調で「前年比22%増」の970万台(見込み値)を販売したトヨタ自動車が2011年度の3位から首位へ返り咲いた模様。  

4位以下はロシアの「アフトワズ社」を傘下に収めたルノー/日産アライアンスと韓国のHYUNDAI/KIAグループの発表待ちとなりますが、推測では上グラフのような結果に落ち着きそうです。(4位:日産/ルノー、 5位:HYUNDAI/KIA)

日本車勢が昨年9月以降、中国反日騒動の影響を受けて販売が激減する中、トヨタはグローバル販売でこれをカバー、既に2013年度の販売目標を「991万台」で計画しているようです。

おりしも政権交代以降、円相場が円安傾向に振れており、自動車業界などを長らく苦しめた円高情勢から脱しつつある為、トヨタは世界販売で1000万台を突破する可能性も。

2013年度も北米、中国、ASEAN諸国の市場動向から目が離せない状況です。

 (Avanti Yasunori) 

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この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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