フォルクスワーゲン・グループ、2012年世界販売900万台を初突破

デトロイトショーで、北米市場向けのコンセプトカー「クロスブルー」をワールドプレミアしたフォルクスワーゲンですが、そのアメリカ市場においての同社実績は非常に好調とのこと。

フォルクスワーゲン、アウディ、シュコダ、セアトに2012年8月以降はポルシェも加わったフォルクスワーゲン・グループ。そのグループ全体での2012年の世界販売台数が約907 万台(2011 年:816 万台、11.2%増)となり、前年の記録を更新したのはもちろん、グループ史上はじめて900万台を突破したということです。

デトロイトショーにも力が入るフォルクスワーゲンですが、販売台数が特に増加したのは北米市場とのこと。その販売台数は前年比26.2%増となる841,500台(前年666,800台)となり、そのうちアメリカだけで596,100台(前年比34.2%増)を占めているということです。

ちなみに、アジア最大の市場といえる中国では281万台(24.5%増)を販売したとのこと。なお、日本でもフォルクスワーゲンが56,191台(11.0%増)、アウディが24,163台(14.2%増)と確実に増えていますが、他の地域と比較すると桁違いに小さな市場であることが実感できます。

※国内の数値は日本自動車輸入組合調べ。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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