電気自動車の本格レーシングマシンというのはかなり貴重な存在。この増岡浩選手がドライブするパイクスピークマシンの「三菱i-MiEV Evolution」が一般の人の前で走るのはここオートサロン屋外特設コースが初めてのことだそうです。
市販の「i-MiEV」と同じモーターが前に1基、後ろに2基、やはり同じバッテリーも積んだこのモンスターマシンは3秒で時速100キロに到達するそうです。ちなみに運転席のメーターも同じでした。
そんな超ド迫力のマシンにも拘らず、エンジン音が無いため走行はとても静か。
会場では音響BGMを落とし、モンスターマシンが走りまくっているのに、ブレーキ音とタイヤのスキール音だけが響きわたる不思議な空間となり、観客は貴重な体験に感動したはずです。
(小林和久)