新型クラウン、ロイヤルは2.5リッターV6と直4ハイブリッドの2本立て

トヨタ・クラウンがフルモデルチェンジ、ついに14代目となりました。

新しいクラウンのコンセプトをチーフエンジニアの山本 卓さんは『”いつかはクラウン”という憧れを、”私のクラウン”という感動へ。』と表現しています。つまり手の届きやすいクルマという意識もあったということです。

結果として、ザ・クラウンともいうべきロイヤル系の価格は353万円~536万円となっています。

そのラインナップは大きく3つのパワートレインに分けられます。

基本となるのは2.5リッターV6直噴ガソリンエンジン(4GR-FSE)と6速ステップATを組み合わせたFR車。その派生として4WDの『i-Four』もラインナップしています。このパワートレインは従来からの進化版で、レギュラーガソリン仕様である点も継承しています。

そして、今回のフルモデルチェンジにおける目玉といえるのが、2.5リッター直列4気筒・直噴アトキンソンサイクルエンジン「2AR-FSE」と擬似的な6速シーケンシャルシフトマチックを備えたリダクション機構付きモーターを組み合わせたフルハイブリッドシステム。こちらは二輪駆動(FR)のみとなっています。

最高出力は、2.5リッターV6が131kW(178PS)、ハイブリッドのシステム出力は162kW(202PS)となっていますから、力強さでいえばハイブリッドが上級グレードに相当。もちろん価格帯も上となっています。 

当然ですがハイブリッドが圧倒的に燃費性能に優れています。JC08モードでは、ハイブリッドが23.2km/Lなのに対して、V6はFRが11.4km/Lと、4WDが10.2km/Lなっているのです。 

なお、今回のロイヤル・シリーズは、それぞれのパワートレインごとに「ロイヤル」、「ロイヤルサルーン」、「ロイヤルサルーンG」というグレードが用意されるというもので、全9グレード構成となっています。あらためて各グレードのメーカー希望小売価格を整理すると以下の通り。全車、レギュラーガソリン仕様というのも”私のクラウン”にふさわしいといえそうです。

ロイヤル:353万円
ロイヤルサルーン:409万円
ロイヤルサルーンG:482万円

ロイヤル i-Four:380万円
ロイヤルサルーン i-Four:436万円
ロイヤルサルーンG i-Four:505万円

ハイブリッド・ロイヤル:410万円
ハイブリッド・ロイヤルサルーン:469万円
ハイブリッド・ロイヤルサルーンG:536万円

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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