日本独特のコンパクトミニバン市場は、強力なライバル車種が目白押し。そんな中でも新型トヨタポルテ&スペイドは、機能も使い勝手も「オンリーワンの個性」が際立っています。そこでここでは、ポルテ&スペイドの特徴や使い勝手、お買得仕様について見てみましょう。
■燃費も優秀な、子育て家族の味方
新型ポルテ&スペイドは、全長は4mを切りながらも、低床設計による乗り込みやすさと室内高、そして見た目を大きく上回る室内空間を実現しています。助手席側は初代から大評判のスライドドアを引き継ぐとともに、運転席側には新たに後席ドアを新設して、使い勝手を飛躍的に向上させました。このオンリーワンパッケージングは、まさに子育て世代のための応援アイテムといえるでしょう。エンジンは1.3Lと1.5Lの2種類が選べ、1.5Lではフロントベンチシートや4WDも選べるというラインナップが魅力です。動力性能は一般的ですが、ボディ剛性や足回りはしっかりと作り込まれ、どっしり落ち着いた乗り心地はコンパクトカーを超えた仕上がりといえるでしょう。燃費も19.0km/lと優秀ですし、外装パネルやシートの質感も高くとても上質に仕上がっています。
■何よりも毎日使いやすいこと
フロントシートはカムリと同等、リアシートは大型セダン級の後席スペースがあるからラクラク。またリアシート座面を持ち上げれば、助手席側から自転車をそのまま搭載できるほど広々です。収納スペースも満載で、特にインパネアッパートレイには①運転席側に四角い紙パック飲料が置けるドリンクホルダー、②中央に小物が置けるオープンスペース、③助手席側には下部にティッシュBOXを入れておけば下からティッシュが引き出せるアッパーBOXが備わっています。更には、助手席の背もたれを倒すとテーブルとして利用できますし、Bピラーの根元には傘入れまで標準装備しています。まさに子育て世代にとっては、至れり尽くせりですね。
■好みのパッケージで自分仕様に
生活密着の個性派が揃うコンパクトミニバンのライバル車種の中でも、新型ポルテ/スペイドの「オンリーワンの個性」は非常に魅力的。中でも145〜191万円の価格帯において、FF+1.5Lで6:4分割リアシートが備わる中間グレードF仕様(164万円)が、実用面でイチオシでしょう!更にHIDやUVカット等、お好みに合わせて豊富なメーカーオプションを選んで組み合わせて、自分仕様に仕立てていくのがお勧めです。
ポルテ&スペイドを見ていると、小さい子どもが元気なヤングファミリーや落ち着いたシニア世代が、思いのままに使いこなしている様子が浮かんでくる様です。また優しい印象のポルテとクールフェイスのスペイドを、好みに合わせて選べるのもグッド!ポルテ&スペイドは、様々なライフスタイルをしっかり演出してくれるクルマだと思います。
トヨタポルテ http://toyota.jp/porte/index.html
トヨタスペイド http://toyota.jp/spade/
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(拓波幸としひろ)