スタイリッシュに大変身!トヨタ新型RAV4の魅力に迫る。

ロサンゼルスモーターショウ2012で初公開となった新型RAV4。SUVが人気の米国では来年1月に発売予定のRAV4に早くも注目が集まっています。

日本ではミドルクラスに位置するRAV4は、海外では小型クラスとして位置づけられ、競合車の多いこのクラスにおいて待望のフルモデルチェンジをするRAV4に米国トヨタも大きな期待をかけているようです。

エクステリアは新型オーリスにも採用されているキーンルックと呼ばれるトヨタの新・グローバルマスクとなったフロントマスクは、精悍な印象で、SUVであるRAV4にもマッチしてると言えます。

リヤのスタイリングも好評の新型オーリスに通じるデザインで、スタイリッシュなデザインとSUVらしいたくましさが融合されたデザインと言えます。

リヤビューで注目したいのは、リヤゲートが先代までの横開き式から一般的なハッチゲートに改められた点。

横開きのリヤゲートは狭い場所では全開にする事が困難であったり、駐車場所によっては開く事が出来なかったりする事も多く、使い勝手が向上している点と言えます。

サイドビューはキャラクターラインがサイドに回り込んだテールレンズに繋がり、フロントマスクと相まってシャープでスポーティな印象です。

さらに最近のSUVのトレンドでもあるサイドシル一体式のドアを採用する事で、乗降時の衣服の汚れを防ぐ工夫もされています。 

公開されているインテリアの画像はフラットなダッシュパネルにメタル調の加飾とレザーインストルメントパネルがプレミアム感を演出しており、上品さとスポーティさを兼ね備えている印象です。

トヨタ 新型 RAV4 インテリア

シフトパネル周りにはカーボン調加飾が施され、センターコンソール周りをスポーティに引き締めています。

張り出したインストルメントパネル部にはエアコンコントロールパネルをビルトインし、デザインだけでなく、操作性も向上しているといえます。

メーターパネルはセンターにスピードメーターを配置する3眼式で、スピードメーター内にインフォメーションディスプレイも装備。ステアリングに装備されるスイッチによりディスプレイの切り替えが可能な他、ブルートゥースハンズフリーシステムやオーディオ等の操作も可能となっています。

新型RAV4はフルタイム4WDの他、FFモデルも設定される予定で、新開発 直列4気筒 2.5Lエンジン(最高出力176ps/6000rpm、最大トルク23.8kgm/4100rpm)に6速オートマチックトランスミッションとの組み合わせとなるそうです。

 2013年1月に米国で発売が開始される新型RAV4、日本仕様のRAV4のフルモデルチェンジにも期待したいですね。

(井元 貴幸)