米国で1月に発売される新型「RAV4」に託された大きな期待とは?

LAオートショーで公開された4代目「RAV4」ですが、海外メディアが伝えるところによると、米国トヨタがこのクルマにかける期待はかなり大きいと言います。

と言うのも、米国に於ける自動車の年間販売台数で上位を占めるSUVは若年層にも人気が高く、新型RAV4はこの層への訴求力を期待されているからです。

 

現行モデルは競合するホンダCR-Vやフォードエスケープ、エクスプローラ、シボレー・エクイノックスなどが軒並み年間販売台数で20万台を超える中、かなり苦戦を強いられている模様。

TOYOTA RAV4(現行)

新型では、エクステリア・デザインが一新され、スタイリッシュなフォルムを採用。車両サイズは全長×全幅×全高がそれぞれ 4570×1845×1660㎜、ホイールベースが2660㎜と現行モデルより一回り大きく、低くなっており、ホイールベースも100mm拡大。

搭載エンジンはV6が廃止され、2.5L直列4気筒エンジンが主力となり、燃費は前輪駆動車の場合、高速走行時で約13km/Lを実現。

新型「RAV4」は若者のニーズに合った様々な性能を備えているだけに、販売サイドの期待がいっそう高まっているという訳です。新グローバル・マスクを採用した新型「RAV4」は米国で2013年1月に販売開始となるそうで、今後の巻き返しが注目されます。

 (Avanti Yasunori

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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