最近は楽曲配信が中心で、CDを買うことがなくなったなという人もいるかと思います。店舗に行かずに済むので便利ですが、スマホやPCなど複数の端末で楽曲を聴く際、意外に面倒なのがコピー制限の有無などで端末によっては聴けなくなる可能性があったり、聴けたとしても手間が掛かったりします。また、楽曲などをPCのハードディスクなどに保存するだけでなく、Appleの「iCloud」のようなクラウドを活用している人も多いはず。
音楽会社によってはコピー制限を撤廃しはじめていますが、今回アマゾンがリリースした「Amazon Cloud Player」は、アマゾンのMP3ストアで購入した楽曲をどこでも聴けるのが特徴で、最大10端末で楽しめます。さすがに10端末を使う人はほとんどいないでしょうから、大半の人にとって無制限といえるはず。
「Amazon MP3ストア」で購入した楽曲をストリーミング再生したり、スマホなどの携帯端末にダウンロードできたりするほか、アルバム情報の編集やプレイリストの作成も可能です。現在は2000万曲を超えるセレクションを用意し、自動的に「Amazon Cloud Player」に保存されます。
対応端末は、Kindle File HD、Android搭載のスマホやタブレット、iPhone、iPod touch、MacやPCなどで、Webブラウザが搭載されているPCであればソフトなどをインスロールしなくても楽曲再生できます。
(塚田勝弘)