日本を代表する高速鉄道である新幹線ですが、メーカーで製造された新車は工場や、陸揚げされた最寄りの港からJR各社の車両基地までトレーラーを使用して輸送します。
新幹線の車体長は25〜28m弱あり、これにトレーラーを連結するとご覧のように全長は35mぐらいに達します。
新幹線の車体を載せるトレーラーの台車はリモコンで蛇角を変えることができます。
想像以上に小回りは効くのですが、場所によってはかなり通過が難しい場所もあるようで、リモコン係とトレーラーの運転手の連携が重要な要素となります。
さて、JR東海の新幹線の場合、東京側の16号車は浜松工場にバックで搬入するのだそうですが、その様子を納めた動画を見つけました。
ただでさえトレーラーのバック入庫は難しいのに、切り返しなしで一発入場させる腕前に脱帽です。
(松沼 猛)