南オーストラリアでX-MODEを実証中【FORESTER LIVE】

新しくなったフォレスターのポイントのひとつが、従来よりも高められた悪路走破性。ベーシックグレードやMT車以外にはボタンひとつで作動する「X-MODE」という新しい電子デバイスが装着され、従来は走破できなかった悪路にも入っていけるようになりました。

そんな悪路を走る機会なんてないから不要、と思う人もいるかもしれませんがそうじゃないのです。クルマを走らせる状況によっては、一般のドライバーにも安全と安心感を大きく高めてくれるのです。

 たとえば、雪道。

もっとも不安なのは坂道発進じゃないですか?
部分的に凍っているなど左右で路面状況が違うときなどは、4WDといえどもタイヤが空転してスタートにてこずることがありますよね。「X-MODE」があれば、そのような路面でもタイヤが空転しにくくなって簡単に発進できるのです。4WD車ならどれも同じじゃないんです! 

さて、1年かけて世界5大陸10万キロを走破するフォレスターライブ」(http://foresterlive.com/)。
11月13日にオーストラリアのニューサウスウェールズ州ブロークンヒルをスタートしたキャラバンチームは、11月15日までにオーストラリアの荒野を突っ切る雄大な道を660kmを走破したとのレポートがアップされています。

そして3日目となる11月15日には、フリンダースレンジ国立公園内にあるオフロードコースに到着。ここはヒルクライムや岩場のある本格的なコースで、「X-MODE」を備えたフォレスターの悪路走破性を確認する実証映像を撮影したとのこと。

この実証では、快適性をオンロードでの操縦性に優れるクロスオーバーSUVのフォレスターが、どこまで高い悪路走破性を持っているのかをしっかり確認できるに違いありません。撮影した映像がアップされる予定の12月上旬が楽しみですね。

「X-MODE」をわかりやすく紹介する動画はこちらでどうぞ。

FORESTER LIVE http://foresterlive.com/

(工藤貴宏)

この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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