かっこよすぎる! ベンツGクラスパトカー2025年バージョン

メルセデス・ベンツが2025年にGクラスは、どんな姿になるかというコンセプトのデザインスタディカー『Ener-G-Force』を発表しました。

これは、ロスアンゼルス・デザイン・チャレンジ2012のテーマである「2025年のハイウェイパトロールカー」にあわせて生み出されたコンセプトカーということです。 

警察車両として使われることを前提に、安全のためにガラスエリアを最小限にしたり、また威嚇的なフロントマスクは警察車両であることを主張するとのこと。ルーフには様々なユニットを統合的にまとめているとのことです。

パワートレインは4輪インホイールモーターを想定。燃料電池は水を排出せずに循環させるという設計で、なにも排出しないクルマになっているとのこと。後続可能距離は800 kmということです。また交換式バッテリーパックも想定しているとのこと。

さらにGクラスゆずりの大径タイヤが生み出す走破性を高めるために空間センサーを搭載しています。“Terra-Scan”と名付けられた360度全方位スキャナーからの情報をもとに、車高や減衰力といったサスペンションの状態を常に変化させながら、最適な走りを実現するとのこと。

1979年から現在に至るまで、基本的なスタイルを変えていないGクラスですから、13年後にもそのままの姿で存在しているのではないかとも思えますが、メルセデス自身が提案する2025年のGクラスをどう思いますか。

 

(山本晋也)

 

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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