スクープ? タイヤ新製品の撮影現場に遭遇!!

某月某日某所にて、なにやらF10 BMW5シリーズを撮影している風景に出くわしました。

でも、カメラマンらしき人は、クルマの写真を撮っているというより、入念にタイヤを撮影している様子です。

なにやら気になったので、近寄って見ようとすると、こちらから逃げるようにクルマごとどこかへ行ってしまいました。

離れていたのでサイドウォールのロゴはうっすらとしか見えなかったんですが、おそらく形状から想像すると「NITTO」ではないかと思われます。

ニットータイヤはご存知でしょうか? その響きからわかるように、日本のタイヤメーカーです。

国内ではいったん消滅したブランド。アメリカでのカーエンスージアスト達から指示された爆発的な人気沸騰を背景に、最近、日本でも不死鳥のようによみがえったブランドです。

また国内でも、一般の人には馴染みが薄くても、一部マニアからも指名買いされています。というのも、ニットーは、24インチなどのフツウじゃあり得ないほどの大径サイズのラインアップなどがターゲットユーザーの心に響いています。

それでニットータイヤのWebサイトを調べてみると、国内未発売のタイヤがありました。

NT830です。ハイパフォーマンスのトンガッたタイヤ(カタチでなく性能面です)が多いなか、NT830はコンフォート系のタイヤのようです。http://www.nittotire.in.th/nt830_overview.html

果たして、このNT830ががホントに日本市場にリリースされるのか? しばらく注目しておきたいと思います。

(小林和久)

 

 

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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