新聞報道などによると、ダイハツ工業が25日、スポーツタイプの軽自動車を2014年に発売する方針を明らかにしたようです。
これは伊奈社長が同社の2012年4~9月期決算発表の席上で表明したもの。
ダイハツは軽のオープンカー「コペン」の生産を8月末に終了したばかりですが、「クルマ好きを増やすため、低燃費だけでなく走りが良い車も重要」としており、スポーツカーをラインナップすることで、走行性能などを重視するクルマ好きの消費者に訴求すると共にブランドイメージの向上を狙うものと思われます。
9月のインドネシア国際モーターショー2012に出展された「D-R」が「コペン」の後継となるコンパクト・スポーツと推測され、昨年の東京モーターショーに出展された「D-X」と共にプラモデルのように取り外しが可能なボディ外板の採用で、全く異なる個性を楽しめるカスタマイズ型モデルとなっているようです。
ダイハツによると、2気筒直噴ターボエンジンを搭載し、走りの楽しさと低燃費を両立させており、軽ならではの「ヒトとクルマの一体感ある走り」と、「スポーツカーの新しいカタチ」を提案するモデルという位置付けになっている模様。
ホンダも「ホンダ伊東社長が成長戦略を発表 ! その怒涛の中身とは ?」でお伝えしたとおり、2014年に「ビート」の後継と思われる軽のスポーツカー投入を明らかにしており、コンパクト・スポーツカーの分野からも目が離せない状況になって来ました。
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