インドで多大なシェアを持つスズキの子会社マルチスズキの主力モデル「アルト」がフルモデルチェンジ。スタイリッシュな「アルト800」へと生まれ変わりました。
アルトといっても日本で生産している軽自動車とは異なるモデルです。従来、マルチスズキで販売していたアルトは、日本でいう5代目アルトをベースに800ccエンジンを搭載したモデルで、2000年9月から販売されていたロングライフ・モデル。今回のフルモデルチェンジは12年ぶりということになります。
主力モデルらしく、日本のアルトとは異なるスタイリングとなっています。またフルモデルチェンジにおけるトピックスとしては、燃費性能の進化も見逃せません。ガソリンエンジンで15%、CNGエンジンで13%もの燃費性能改善を実現したといいます。
従来通り、インドで生産される「アルト800」。このモデルはインド国内だけでなく、アセアン諸国への輸出も考えられているとのこと。いかにもストロークのありそうな車高の写真からは未舗装路も元気に駆け抜けるアルト800の様子が思い浮かびます。
(山本晋也)