ザ・ビートルのカブリオレは欧州で2013年春発売。価格は21350ユーロ〜【ロスアンゼルスオートショー】

フォルクスワーゲンは、現行のザ・ビートルにカブリオレを追加、2012年11月30日に開幕するロスアンゼルスオートショーにて実車の世界初公開を行なうことを発表しています。

伝統に基づき、ソフトトップを採用。その開閉時間は約10秒と素早く、また50km/hまでの速度で開閉に対応しているといいますから、いつでもオープン走行が楽しめるというわけです。

またオープンカーといえば横転事故での安全性能が気になるところですが、新しいビートル・カブリオレには横転(ロールオーバー)を感知して、数ミリ秒で展開する「アクティブロールオーバープロテクションシステム」が備わっているといいます。リヤシート後方から立ち上がる、このロールバーと強固なAピラーによって4名の乗員は守られるということです。

エンジンバリエーションは、77kWの1.2 TSIのほかガソリンが1.4TSIと2.0、ディーゼルは1.6TDI、2.0TDI となる予定。ドイツ本国では11月から予約受付を開始、スタートプライスは21350ユーロ(約218万円)とアナウンスされています。

(山本晋也)

 

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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