アッキーナも祝福!! アマチュアカート日本最速が決まる「レッドブルカートファイト・ジャパンファイナル」

10月8日、東京プリンスホテルの特設会場でアマチュア世界最速カートレーサー決定戦 『Red Bull Kart Fight World Final』(レッドブル・カートファイト・ワールドファイナル)に出場する 日本代表1名を決める『Red Bull Kart Fight Japan Final』が開催されました。表彰式ではアッキーナも祝福です。

ドヤ顔?緊張している?どちらでもOK!
コースに1台ずつでのアタック。云い訳は出来ない。

特設会場は駐車場に設けられた為、想像以上にバンピー。相当体重が重い私が体験走行で乗っても跳ねまくり。レンタルカートのタイヤは固く、簡単にはグリップしてくれません。全国6地区予選から選りすぐられた10代から50代迄の34名(ジュニア6名を含む/シニアの2名が棄権)の参加ドライバー達はこの「でこぼこな路面」で「何処で跳んでー着地するか」をイメージ/攻略するかも世界一への道へと繋がります。

この車、ブレーキを踏んでいる間アクセルはONになりません。ここも攻略のポイント

ジャパンファイナルは各ドライバー達が1周ずつのタイムトライアルの後、2グループに分けての30周のセミファイナルレースを実施、その後30周の決勝レースを行います。
そして、イベント開始、タイムトライアルは順調でした。が、18台で行われたセミファイナルAグループのレースでアクシデントが頻発し、2度中断。「みんなヘルメット被ったら人が変わってしまう」とは審判長の談。審議の結果、コースをあまり絞り込む箇所を減らした上で、2グループを4グループに分け、セミファイナルレースを行います。周回数は20周で各グループ上位3位までが決勝へ進出します。

予選2番手で1コーナーで追突されたウェバー選手に「鈴鹿はどうでした」…会場が凍りついた一瞬w

イベント中盤でアッキーナこと南明菜さんとマークウェバー選手が激励に登場しました。

関東大会でシニア/ジュニアでそれぞれ1位となった

金色にピンクのリボンのヘルメット…が柴田選手のトレードマーク

柴田選手と

一條君、2位でファイナルへ

一條選手も、セミファイナルでそれぞれトップ/2位で決勝へと駒を進めました。

そしていよいよ決勝戦。

スタートで3位に付けた柴田選手、2周目の終わりに2位の選手にアタックを仕掛けます。が、バリアーに突っ込む!?痛恨のミス。スタート直後から割り当てられたマシンが遅いと感じた為に早めに仕掛けました…が「失敗しちゃった」。一方の一條選手はこの混乱をついて、2位に浮上しますが、トップの選手に追い付…けず、じりじり引き離されます。そして3位から追い上げられます。プロフィール紹介で「レンタルカートの神」と紹介された一條選手でしたが、終盤の2コーナーでかわされ、3位へと後退。その後、挽回は叶わず一條選手は3位で、柴田選手は11位での完走/チェッカーとなりました。

このレースで優勝したのは、今大会最年少13歳の澤田真治選手。
澤田選手は特別ゲストのアッキーナこと南明菜さんから優勝カップと共に、イタリアのボローニャで開催されるRed Bull Kart Fight World Finalへのチケットを受け取りました。

アッキーナからカップの授与

(マーク・ウェバー選手はイベントが大幅に遅延した為、表彰式に参加出来ませんでした)

来年もRed Bull Kart Fightは開催される事が発表されました。我こそはと思うアマチュアカートレーサーは今からレンタルカートで猛特訓です!

(川崎BASE)