ホンダと東芝が共同でスマートホームシステム実証実験を開始 【CEATEC JAPAN 2012】

CEATEC JAPAN 2012の東芝ブースに展示されたホンダのフィットEV。
これはホンダがさいたま市で開始しているスマートホームシステムの実証実験に東芝が参加するという表明で、東芝がスマートメーターを活用し、実験用の3棟をつないだコミュニティ内のエネルギーマネジメントを担うというもの。

ご存じのとおり、フィットEVは一充電あたり225km(JC08モード)、電力量消費率106Wh/kmで世界最高の電費性能を謳います。リース価格は400万円

ホンダが担当するのはEVや創蓄エネルギーで、EVに搭載した二次電池 「SCiB」 のリユースも検討するそう。EVも活用したエネルギーマネジメントの最適化が狙いですが、ホンダがもつモビリティテレマティクスも活用するとのこと。

まだ、詳細は明らかになっていませんが、今後のスマートホームシステム(スマートハウス)は、災害時に電力を自給できることが欠かせず、実験棟を3棟つなぐことでたとえば同じコミュニティ内で電力が融通できるかなども実験されるのでしょうか。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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