ご存じのない方の為に紹介しますが、ミニ四駆とは世界に名をはせる模型メーカーのタミヤが今から30年前に発売した、四輪駆動のクルマのプラモデル。実際のクルマを模したものもあったのですが、1986年にオリジナルデザインのレーサーミニ四駆が登場すると大ブレイク。1000円以下で買えるマシンでの競争は、当時の子供達に大人気となりました。
レースといってもコースにクルマを置いてスタートと同時に手を離すだけで、走っている間は、レーサー兼制作者は何もできません。そしてコースはまちまちで、飛んだりはねたりするコース。カーブがきつかったりと、難易度はまちまち。
ただ単にお金をかければ良いわけでなく、コースを見定める経験と適切なパーツ選びが重要のようです。実際のレースのドライバーとエンジニア、両方やるのが楽しいと言うわけですね。
実際にカスタムパーツも100円前後から販売されており、子供の頃楽しんで、再び始めた社会人の方などは「パーツが安いからついいろいろ買ってしまう。でも子供の方が速いんです」なんて語ってくれました。
さて、プレス対抗レースですが、模型誌一般誌を始め、多数の媒体が参加。そこで我らが「クリッカー」も、ド・ノーマルなマシンで参戦してきました!
お子さんに参加させたり経験者だったりとツワモノが揃う中、予選はスタート。一回目は他車が全部リタイアしたために完走できれば上に上がれたのですが、最終周回でリタイア。やり直しとなった二回目も、完走できず予選敗退となりました。新品の高性能電池ではなく、古い電池だったらリタイアせずに上にあがれたのかも? なんて考えると、ハマリそうで怖いですね(笑)。
そうそう、プレス対抗レースにもたくさんのギャラリーがいて、レースを盛り上げてくれました。
タミヤさん、次こそ一回戦を突破しますよ!
(佐藤みきお)