元F1レーサー佐藤琢磨選手がフォーミュラ・ニッポンにスポット参戦。日本での凱旋バトルに注目

2002〜2008年までF1に参戦していた佐藤琢磨選手が全日本選手権フォーミュラ・ニッポンにスポット参戦します。

佐藤琢磨選手は現在、アメリカの最高峰レースであるインディ・カー シリーズに参戦し、第11戦エドモントンでは日本人最高位の2位表彰台を獲得しています。今回はその凱旋レースといえそうです。

スポット参戦するラウンドは、第6戦スポーツランド菅生(宮城県・9月22〜23日)と第7戦鈴鹿サーキット(三重県・11月3〜4日)、そして富士スピードウェイ「JAFグランプリ」(静岡県11月16〜18日)。

佐藤琢磨選手は「TEAM無限」より参戦。山本尚貴選手とペアを組んで2012年シーズン後半戦を戦います。

フォーミュラ・ニッポンへのスポット参戦について、佐藤琢磨選手は自身のオフィシャルサイト上(6月14日付)で以下のようにコメントしました。
「非常に高いレベルでの戦いが予想されるフォーミュラ・ニッポンへ、自分にとって深い縁があるTEAM無限からスポット参戦できることを大変嬉しく思って います。また、仙台・菅生ではEnjoy Hondaのイベントと共に被災地の皆さんを元気づけるレースを、そして思い出深い鈴鹿サーキットや、富士スピードウェイでは、多くのファンの皆さまに楽 しんでもらえるようなエキサイティングなレースができればと願っています。」

なお佐藤琢磨選手は2012年3月4日に開催された「鈴鹿サーキット50周年ファン感謝デー」で、エキジビションレースとして開催された「フォーミュラ・ ニッポン ラウンド0」に参戦。その際にフォーミュラ・ニッポン用マシンのFN09を初ドライブしています。また3月5日にはフォーミュラ・ニッポン公式合同テストにも「TEAM無限」より参加しており、シリーズ後半3戦での活躍が期待されます。
(ぬまっち)

この記事の著者

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ぬまっち(松沼 猛)

1968年生まれ1993~2013年まで三栄書房に在籍し、自動車誌、二輪誌、モータースポーツ誌、鉄道誌に関わる。2013年に独立。現在は編集プロダクション、ATCの代表取締役。子ども向け鉄道誌鉄おも!の編集長を務める傍ら、自動車誌、バイク誌、鉄道誌、WEB媒体に寄稿している。
過去に編集長を務めた雑誌はレーシングオン、WRCプラス、No.1カーガイド、鉄道のテクノロジー、レイル・マガジン。4駆ターボをこよなく愛し、ランエボII、ランエボVを乗り継いで、現在はBL5レガシィB4 GTスペックB(走行18万km!)で各地に出没しています。
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