ミラやムーヴと並ぶ、ダイハツ軽自動車の3本柱のひとつとして、月販1万台以上と安定した人気のハイトワゴン「タント」、「タントカスタム」が燃費改善などのマイナーチェンジ。あわせてお買い得な特別仕様車を加えています。
2011年は約13万台を販売、2012年は8月までの段階で12万台以上が売れているほど人気の高いハイトワゴン「タント」ですが、今回のマイナーチェンジではエンジン制御の最適化により燃費を向上、NAエンジン・2WD車においてエコカー減税における免税レベルに適合しているというのが最大のアピールポイントです。
さらに、「タント G Special」、「タント カスタム X Special」という14インチホイールを備えた、お買い得な特別仕様車を新設定しています。
タントGスペシャルは、エアロスタイル・エクステリアをまとい、ブラックインテリアとしているのが主な特徴。
メーカー希望小売価格は、2WDが1,340,000円、4WDが1,461,000円となっています。
タントカスタムXスペシャルは、イージークローザー付きパワースライドドアを装備、こちらもブラックインテリアになっているのが特徴。
メーカー希望小売価格は、2WDが1,490,000円、4WDが1,611,000円となっています。
なお燃費性能は、どちらも2WDが25.0km/L、4WDは24.0km/L。
ホンダのハイトワゴン「N BOX」が独走しているとさえ言える2012年の軽自動車マーケット、エコカー免税を実現する燃費の改良と、お買い得感のある特別仕様車の投入によって、その勢力図は変わるのでしょうか。
(山本晋也)